IT導入補助金を辞退するとどうなる

IT導入補助金を辞退するとどうなる

経営状況や会社方針の変更など、辞退しなければいけない状況もあるでしょう。 このような場合、手続きをすれば辞退ができるのか。ペナルティがあるのか不安に思っている方もいるでしょう。

辞退のペナルティはあるか、再度申請はできるのかご紹介します。

IT導入補助金の辞退にペナルティはある?

辞退することにペナルティはありません。補助金交付前は、必ず辞退届を提出すれば辞退することができます。
どのような場合に、辞退が必要になってくるのでしょうか。

経営方針が変わった

会社の方針が変わり、ITツールを導入しなくなった場合、期限内に事業を完了することができないので辞退する必要があります。

支払いが困難になった

何らかの事情でまとまった費用が準備できなくなり、ITツール導入を取りやめする場合です。
補助金の交付は、ITツールの導入と事業実績報告を行った後になるため、まず全額を自身で用意しなければなりません。

廃業や事業が取りやめになった

事業の廃止や譲渡などによって廃業や倒産した場合、辞退の届出が必要です。
ITツールを譲渡や廃棄、または別の用途で利用することは、採択の取り消しになるので注意しましょう。

これまでは補助金交付前であればの話です。
補助金交付後に辞退する場合は、返金が必要になる可能性があります。

ITツールを期限未満で解約する

月額払いのITツールで申請すると、1~2年間分の補助がでることになります。途中でITツールの解約をすると補助額の全額が返金となります。
申請枠によって辞退のタイミングや手続き方法が変わってきます。

IT導入補助金の公式サイトに掲載されている「後年手続きの手引き」をよく理解しておくようにしましょう。


辞退後の再申請はできる?

辞退しても、同年度で募集が残っていれば再申請ができます。
辞退しているからといって、審査に不利があるわけではありません。審査内容は変わりません。
辞退した理由がやむを得ない事情でなければ、再申請をおすすめします!


正しく制度を使っていただくため、当社では申請時の説明や注意点をお伝えしサポートも行っています。
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