不動産とSNSの活用法

不動産とSNS活用

集客に欠かせないマーケティングツールとしてSNSがあります。
営業活動のヒントになることや効果的なアプローチができ、SNSを活用した集客に力を入れている企業も増えています。
とはいえ、「SNSで集客」とはどのようにするのかよくわからない方も多くいるでしょう。
不動産営業におけるSNSマーケテイングの活用方法を紹介します。


SNSを活用した営業方法とは

SNS投稿は視覚的アピールができるため不動産とは相性が良いでしょう。

きれいな写真で外観や室内を使って印象付ける

どのSNSでも画像や動画の投稿が可能です。不動産営業では、物件の魅力をどう伝えるかが大きなポイントとなります。
視覚的なアプローチで効果的な営業活動を行いましょう。

不動産購入などに積極的なユーザーにターゲットを絞って投稿する

興味のあるユーザーのアプローチを行えるため、やみくもな電話やアポイントメント営業よりも精度を高められます。
効率的な営業活動で時間削減にもつながります。

ハッシュタグや位置情報などで物件を見つけてもらえる

ハッシュタグとは投稿時に「♯」から始まるキーワードのことです。同じ♯(ハッシュタグ)を付けた投稿を検索できます。
物件情報や内装・外装など、ハッシュタグをつけて投稿すると見つけやすくなります。
情報の拡散に必要になるので、どのキーワードをハッシュタグにするか慎重に選びましょう。


不動産でSNSを活用するメリット・デメリット

SNSは拡散力と個別のコミュニケーションが強みですが、デメリットがないわけではありません。運用ルールを決めて情報発信をしましょう。

■メリット

低コストでプロモーションが行える

SNSのアカウントの開設自体は無料です。(別途料金が必要になることもあります) チラシやテレビ広告よりも費用が抑えられます。

ブランディング効果が高い

情報拡散力、リアルタイム性といった特性をうまく活かせば、自社のブランディング効果が狙えます。 SNSで拡散された情報を頻繁に目にすることで、多くのユーザーが認識することになります。

顧客とコミュニケーションが取れる

SNSはユーザーと直接コミュニケーションが取れる点が魅力です。 自社に興味を持っているお客様に対して、コメントなどアプローチをかければお問合せに繋がる結果が得られるかもしれません。

■デメリット

炎上リスクがある

ユーザー同士のコミュニケーションがオープンになりやすいSNSは運営を十分注意しなくてはいけません。 誤った情報を流さないことはもちろん、反感を買う内容を避けるなど、投稿におけるガイドラインをしっかり行いましょう。

担当者の業務を圧迫する

低コストで始められるSNSですが、その分運用工数が多くなるため、作業に割く時間も長くなってしまいます。投稿案、コメントの確認、返信、運用改善の分析や炎上対策などやることが膨大にあります。運用担当者は、他の業務と兼任することが多いでしょう。社内の協力を得て行わなければなりません。

中長期的な継続が必要

SNSのアカウントを開設しても、すぐに結果が得られるわけではありません。ユーザーからの信頼を獲得し、育てていくことが重要です。ほかの企業も時間をかけて成果に繋げています。

ステマ規制に注意する

2023年10月1日より、ステマ規制が開始されました。
法律により、サービス(商品)の宣伝をする企業は、広告であることを隠してSNSで宣伝行為を行ってはいけなくなりました。
SNSに上げる際には、自社のサービス(商品)であることを明確に表示しないといけません。その点は注意しましょう。

SNSは今やなくてはならないツールとなっています。これを集客に使わない手はありません。
魅力的な投稿を続けることで認知度もアップしていくでしょう。それに伴い自社のホームページへの流入も増えていくはずです。